ドルアーガの塔とサンシャイン60
「思い出のドルアーガ」というタイトルをやめた。
そんなタイトルでブログに来る人は少ないだろうと考えたからww
今年でドルアーガの塔が誕生して30周年らしい。
これも長い歴史がありますね。
ドルアーガの塔。
本作品のゲームデザインは『ゼビウス』でも知られる遠藤雅伸である。
プレイヤーは主人公ギルを操作して、悪魔ドルアーガによって塔の最上階(60階)で石にされている巫女カイを助け出し、また王国の平和のシンボルであるブルークリスタルロッドを奪回してドルアーガを倒すことを目指す。
(略)
開発者の遠藤雅伸によれば、本ゲーム開発の際の大きな目的の一つは「当時稼働率の下がっていた『マッピー』の基板のROM交換で、開発コストを下げる」ことであった(縦長の画面で横スクロールするなど、両ゲームの共通点は多い)。
つまり、元々大ヒットを狙っていたわけではなく、2000枚のROMが償却できればプロジェクト的には成功であった。
現在と同じく、当時も本作の難易度に対して「万人向けでない」「攻略本を前提としているかのようなゲーム設定は、アーケードゲームとして妥当か」という批判がなされたが、これは予想外に人気が出たための副作用であった。
皮肉なことに本作の人気のため、当初想定していたROM交換だけでは需要に追いつかず、基板の再生産も行われた。
(略)
塔の階数が東京・池袋にあるサンシャイン60と同じなのは偶然ではなく、面数と1回当たりのプレイ時間との兼ね合いとを考えているうちに、当時日本で一番高いビルがサンシャイン60だったことから60階に決められた。
小学生の時、ファミコンでこのドルアーガの塔をやり込んだ。
なんかストーリーが心に刺さったw
何回もやった。
そしてゲームブックも買った。
このゲームブックがまた心に刺さったw
すごく良くできていて、小説としても読める超大作。
鈴木直人さんという方が書いていて、3部作となっている。
『悪魔に魅せられし者』1986年7月31日 当時500円だったかな。
『魔宮の勇者たち』1986年10月31日 当時 550円だったかな。
『魔界の滅亡』1986年12月21日 当時650円だったかな。
当時小学生の自分にはこの500~650円というのは高い!高いよ!いう印象。
2作目3作目は発売日に買いに行った記憶がある。
これも何回もやった。
というか読んだ。
その後の鈴木直人さんの作品もいくつか読んでいる。
鈴木 直人は、日本のゲームブック作家。
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読者からの評価は高く、処女作である『ドルアーガの塔』3部作は国内最高の作品としてあげられることも多い。
(略)
ダンジョンものを基本スタイルとし、毎回斬新なシステムを導入する。
特にパンタクルに見られる魔法システムは非常に完成度が高い。
ともすればシステム面だけが注目されがちであるが、高い文章力・演出力を評価する向きも多い。
そして、この作品。
2年くらい前に読み返そうとしたことがある。
実家にあるかどうかわからなかったからネットで買おうと思った。
調べてみると、どうやら3作目の『魔界の滅亡』だけが再販されていないらしい。
(2015年2月11日追記。なんと、2013年に再販されているらしい。。)
amazonだか楽天だかで調べていたところ、なんと、この『魔界の滅亡』だけが中古でも5,000円以上したww
子供のころ、650円で高い!高いよ!と、思ったけど、大人になって、5,000円。。。
高い!高いよ!と、思うことは子供のころと変わっていない。。
ちなみに今調べてみると。。。
![]() |
価格:1,620円 |
それでも1,500円以上はするんだな。。。
(2015年2月11日追記。なんと、2013年に再販されていて復刻版がこの値段かい。。)
(オリジナル版は上の帯が赤い。復刻版は帯が黄色なのかな。)
ドルアーガの塔とサンシャイン60に関してはまだまだ書きたいことがあるから次回以降へ。。
トップの写真は2014年12月20日にサンシャイン60へ行ったときにtwitterへ投稿した写真。
そう。サンシャイン60は巣鴨プリズン(第二次世界大戦の戦争犯罪人収容所)の跡地なんですね。
続きはまた。
サンシャイン60といえば、巣鴨プリズン(第二次世界大戦の戦争犯罪人収容所)跡地。片隅に平和の碑があります。 pic.twitter.com/zO7IQuutxz
— ピエール (@pierre_gogo) 2014, 12月 20